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ブルーマウンテンを薄いと感じる人がなぜいるのかを考察

『コーヒーの王様』ブルーマウンテンを薄いと感じるの 

 はなぜか?

 

 

 

こんにちは、猫の休日です。

 

今回は仕事中に質問がありました。

 

「『ブルーマウンテンブレンド』とあるが、なんか薄い」

「なんか味がしない」

 

などの意見があった為、その薄いと感じる理由について、考えていきたいと思います。

 

1.ブルーマウンテンとは

 

ジャマイカ・ブルーマウンテン地区にて生産されたアラビカ種コーヒー豆

 

↑ジャマイカの国旗

 

そのジャマイカの中央より、やや右下に位置する首都キングストンの右上に位置するブルーマウンテン山脈の標高800m~1200mという限られた場所で栽培された豆である。

(このようにブルーマウンテンと呼ばれる豆には必要な条件があり、こうしたものを特定銘柄と呼ばれ、一つのブランドとして評価されている。)

 

 

 

地図をよくみると、ブルーマウンテン山脈の周辺の山々は800m以上の山がいくつもあり、なかには2000m超えの山も存在していることがよくわかる。

 

2.ブルーマウンテンの味と特徴

 

ブルーマウンテンをいくつか飲んでみたが、共通点は2つ

 

 

・バランスが良い
・飲みやすい

 

 

という点が挙げられると考える。

 

バランスが良いとは、酸味や苦味、コク等が絶妙であり、シングルオリジンでこのぐらいバランス良い味になる豆はほとんどないと思われる。

 

*コーヒーの味覚の基準は、酸味⇔苦味、軽い(すっきりや飲みやすい等)⇔重い(まろやかや重厚感等)で飲ん 

 でみるとわかりやすい

 

飲みやすいとは、飲み口が軽い感じである。

本来軽い(ライト)というと、薄いイメージがあるが、ブルーマウンテンはコクがきちんとありながらゴクゴク飲めるぐらい飲みやすい、まさに『コーヒーの王様』と言われるだけはある。

 

 

 

 

 

 

3.ブレンドで使うブルーマウンテンと価格

 

さて、よくスーパー等で「ブルーマウンテンブレンド」というコーヒーをよく目にするかと思います。

そもそもブレンドの表示名には条件があり、

生豆換算で30%以上配合されなければなりません。

つまり、「ブルーマウンテンブレンド」には、最低でも3割はブルーマウンテンが入っていることになります。

 

また、ブルーマウンテンの豆は大体、100g2000円ぐらいの豆もあれば、3000円するような豆もある。

福岡の太宰府に行った際、『珈琲蘭館』で飲んだ「ブルーマウンテンNO.1」は一杯1630円だったが、

コーヒーを口に含んだ瞬間、消えるようなコーヒーであった印象がある。(例えば、高級肉を食べたとき、油が舌で溶けてなくなるような感じといえば、わかりやすいかな)

 

珈琲蘭館 オフィシャルホームページ ~太宰府から世界へ発信~ (rankan.jp)

 

コーヒー好きなら是非とも行ってください。飲んで感動しました!!

太宰府天満宮から近いので、観光の際にぜひぜひ!!

 

 

4.最後に

 

以上をふまえて、ブルーマウンテンが薄いという感じてしまうのは、

普段の濃いコーヒーに慣れている人やクセがあるコーヒーを飲んでいる人等は特にそう思いやすいのではないかと考えられる。

ブルーマウンテンは普通に飲みやすい、コーヒー苦手な人だと飲みやすいと感じられるかもしれません。

ブルーマウンテンの特徴である「飲みやすさ」が「薄い」と思われてしまっている要因なのではないでしょうか。その特徴はブレンドにも含まれているのです。

 

ブルーマウンテンのようなシングルオリジンの豆で、ここまで飲みやすい種類はそうないので、みなさんも飲んでみてはいかがでしょうか。(個人的にはゲイシャ種も飲みやすい部類だと思っています。)

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