5月の新商品は………
コスタリカ ドニャ・ハエル農園 ハニー
になります。
というわけで、今月の豆について説明したいと思います。
コスタリカ
コスタリカ国旗
コスタリカは中央アメリカ(中南米)にある国です。
ニカラグア、パナマと隣接しています(下の画像を参照)
言語はスペイン語、コスタリカは「豊かな(コスタ)海岸(リカ)」という意味
前回のグァテマラと同じスペインの植民地の為、公用語がスペイン語である。
コスタリカは、人間開発指数(HDI)*1では常に良好な成績を収めており、2020年時点で世界第62位、ラテンアメリカ第5位。国連開発計画(UNDP)*2からも、同じ所得水準の他国よりもはるかに高い人間開発を達成しており、人間開発および不平等については地域の中央値よりも良い記録を持っていると引用されている。また民主主義の状態、報道の自由、主観的幸福度の比較でも良い成績を示している。報道自由度ランキング*3では7位、世界の自由度指数*4では37位、世界幸福度報告*5では12位の幸福な国である
*1 4段階に順位付けするために用いられる平均余命、教育、識字及び所得指数の複合統計
*2 貧困の根絶、国家の仕組みの整備、災害や紛争などへの危機対応力強化、環境保全、安価なクリーン・エネル
ギーの普及、女性エンパワーメントとジェンダー平等の実現、アフリカ開発を目指している
*3 1位ノルウェー 2位フィンランド 3位スウェーデン
*4 世界的に権威ある指数の一つで、世界銀行、国際通貨基金、エコノミスト・インテリジェンス・ユニットなど
の統計情報を使用している
*5 国連の持続可能な開発ソリューションネットワークSDSNが米国ギャラップ社の収集データを元に英米の研究
者チームの協力を得てまとめた報告書
これらをみると、豊かな国であると考えられますー
ドニャ・ハエル農園(サン・ホセ州)
コスタリカの最大首都であり、スペイン植民地の雰囲気が全くないのが特徴的らしい。
コスタリカには中南米で一番高いポアス火山(約2704m)、中央市場や民芸品市場等がおります。
↑コスタリカ空撮
ハニー(ハニープロセス)
ハニープロセス(主に中南米で使われる)は、パルプドナチュラル(主にブラジルで使われる)と呼ばれ、水洗式(ウォッシュド)・非水洗式(アンウォッシュド)等の精選工程の一つになります。この工程は果肉を取り除いた後のミューシレージの残ったパーチメントコーヒーを乾燥させる。
*『ハニー』とは、スペイン語の綴りでMielと読み、ミューシレージとハチミツの綴りが一緒のため、英語に直して『ハニー』と呼ばれている。
ミューシレージとは、パーチメントに付着している粘液質
パーチメントとは、果実の種皮のこと
ハニープロセスはパルパーと呼ばれる(果肉除去機)にかける際、未成熟果実を取り除くことが可能で、非水洗式に比べ完熟豆の均一性が高くなる特徴がある。
*未成熟果実とは、十分に熟していない状態の実のことであり、十分に熟した種子を完熟豆と呼ぶ
最後に、味見してみた感想
焙煎していたときもそうですが、香りがとても良かった!!!!